物を探すことに時間を取られていませんか?<位置情報サービスで探す時間を無くす!>
物を探す時間は本当に無駄ですよね。
2017年にコクヨ社が行った調査では、1人当たりの書類を探す時間は1日平均約20分だったそうです。
これを1年間に換算すると約80時間となり、10日分の業務に相当します。
5Sによって整理、整頓、清掃、清潔、躾を行うことでこういった無駄を削減している企業様も多くありますが
ITの導入(位置情報サービス)によって解決することも可能です。
1.位置情報サービスとは
一般的に位置情報サービスというと携帯電話でのGPSやカーナビあたりをイメージされるかと思います。
wikipediaでは
「携帯機器等で利用者が今いる位置を取得し、それに応じた情報を提供するソフトウェアレベルの情報サービスである。」
と表現されています。
① LPWAの活用によって充電や電池交換の不安を解消した位置情報サービス
先ずは大きなモノに対してですが、電池がどれだけ持つかが課題となるケースがありますが、1年間交換不要といったものや、太陽光の活用によって半永久的に交換不要といったものもあります。
用途としてはトラックの荷台やレンタサイクルといったモノがどこにあるかを調べるといったシチュエーションで使用されています。
② 小さなモノの紛失予防に活用できるキーホルダー式の位置情報サービス
充電は1週間に1度ぐらいとなりますが、鍵の紛失を防いだりちょっとした貸し出しを行う際に効果的に使用されています。
③ PFIDタグを活用した位置情報サービス
RFIDタグを使用することで充電不要でモノを探せます。箱単位や製品単位でも活用できますし、工具の管理や書類を探すために活用するサービスもあります。
また、多くのモノを一括で探すことも得意なので棚卸やUNIQLO等の店舗ではPOSレジの会計でも活用されています。
④ ARを活用した位置情報サービス
AR(拡張現実)によってRFIDよりも低コストでの利用が可能になります。ARマーカーによって遠くのモノを探すことやピッキングでの活用に効果的です。
⑤ 屋内、屋外の作業員の位置情報や安全の管理
モノではないですが、人の位置情報やトラブルが起こった際のアラームによって 従業員の安全(健康)を守るサービスもあります。
3.位置情報サービスの3つのメリット
時間(無駄)の削減による業務効率化 最初にお伝えした通り、
モノを探す時間が積み重なれば、かなりの「無駄」な時間となります。
別の作業を行うことやビジネスで最も重要な「考える」時間を増やすことも可能になります。
時間(無駄)の削減による業務効率化
最初にお伝えした通りモノを探す時間が積み重なれば、かなりの「無駄」な時間となります。
別の作業を行うことやビジネスで最も重要な「考える」時間を増やすことも可能になります。
人員・コストの削減
棚卸やピッキングといった人員や時間のかかる作業を少ない人数、作業時間で行うことが可能になります。
会社によってはロボットやドローンによって棚卸を行う様な企業も。
ストレスの削減
モノを探すことはパワーが必要ですし出てこなければ大きなストレスになります。
これがもしゼロになれば精神衛生上にも大きな効果が見込めます。