近年、音声認識システムを導入する企業様が増えてきています。
今回は音声認識の説明と、導入することによるメリットをご紹介します。
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音声認識(音声認識システム)とは、
人間の音声をデジタル技術で音と文字とをパターンマッチングさせることでテキストに変換する技術になります。
音声認識ソフト自体は1990年代には世に出ていましたが、精度の問題でなかなか浸透しませんでした。
しかしAIやディープラーニングの進化に加え、スマートフォンへの搭載によって音声認識技術が飛躍的に進化し、
それによって音声認識の精度(認識率)が向上したことで、様々な分野で活用されてきています。
人は、普段の会話の中で他人の音声を何も考えずとも自然に認識し、意味を理解しています。
そのため、その行為が難しいことだとは思っていません。
しかし、コンピューターでそれを認識させることは簡単なことではありません。
性別、話し方の癖、言葉遣いなど同じ内容の声でも、人や場面によって大きく様相が異なるため、
コンピューターが人の音声を正しく認識することは非常に多くの仕組み(仕掛け)が必要です。
音声認識は、声の情報と言語の情報を密接に組合せながら、音声を「文字」に変換する技術になります。
音声認識システムを利用することのメリットを3つ紹介させて頂きます。
文字入力や書き出しといった作業を音声認識によって半自動化することで
作業(作成)時間の短縮といった業務効率化(業務改善)を行うことが可能です。
音声認識によって文字起こしを行う為、聞き逃し等のミスを削減することが可能です。
また、これまで手書きやPCで取っていたメモでの書き間違い、書き逃しなども減らすことができます。
工場内での作業中の数字の打ち込みを音声で入力することで作業効率が上がったといった事例もありますが、
途中で作業を止めたり別のことを行う手間が無くなることで作業に集中することが出来ます。
それによって業務改善が行え、生産性の向上にも繋がります。
AI、ディープラーニングの技術の進歩で、音声認識は非常に便利なものになってきましたが、
導入にあたって気を付けることもあります。
利用するシーンに応じて、適切にシステムを利用することが必要となります。
たとえば、議事録作成を音声認識を用いて行う場合、話し方や、
話者と音声を録音するマイクの距離によって、 認識率が変わってきます。
話し方については、話の中で間が多い方だと1つの内容がいくつかに分かれてしまうという可能性もあります。
また、話者とマイクの距離が遠くなってしまうと、音声を鮮明に録れなくなり認識率が下がってしまいます。
便利に活用できるといってもまだまだ万能ではありません。
しかし人がシステムを意識してあげることで精度を高めることは可能ですので、ここは気を付けましょう。
音声認識を業務内でうまく活用していくことで、様々な業務改善に繋げていくことが可能となります。
明電商事では様々な分野で利用できる音声認識システムの提案を行っておりますので興味のある方は是非ともお問合せ下さい!
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