ものづくり技能伝承のお悩みを解決!TimePrism(タイムプリズム)
企業において避けたいリスクに、いつの間にか業務が「属人化」してしまっているという問題があります。
特にものづくりの世界ではこの傾向が強く見つけられますが、優秀な技術を持っている従業員がいても、
その技術を他の人に引き継いで行かなければ、その技術が消失してしまったり特定の個人でしかできなくなったりすれば生産数も伸ばせません。
昔は「見て盗む」といったことが当たり前でしたが、
今は如何に効率よく「技術を伝える」ことができるかが、企業を維持することや成長することができるかがとても重要になっています。
明電商事では、技能伝承問題を解決に導く為に有効なサービスとしてTimePrism(タイムプリズム)をお薦めしています。
目次
2.技能伝承を行う上で苦労すること
技術を伝えるということはなかなか時間も手間もかかります。
また、思った通りの習得レベルにするのも一苦労です。
これまでの作業分析は、ストップウォッチで作業の時間測定をしてパソコンにデータ入力をして
エクセルでグラフ作成などをしていましたが、これも非常に時間と手間がかかることです。
実際に作業分析を行う際の手間を纏めますと以下となります。
・作業測定に慣れた熟練測定者が必要になる。
・時間データだけだと見返す際、数字だけで判断せねばならない。
・データをPCに入力する手間がかかる。
・入力データからグラフ等を作成するので更に時間・手間がかかる。
・映像のない表・グラフだけでは作業改善が効率よく行えない。
また、作業分析を行い出来ていない点を指導してもなかなか理解してもらえなかったり、
人によっては習得レベルに至っていないのに習得出来ていると思っているといったことも……
作業のレベルを企業が求めるレベルで平準化を行うには多くの時間や手間がかかります。
しかし繰り返し行っていかないと出来る人が限られます。
工程内のある作業は「〇〇さんしか出来ない」となってしまえば属人化が進み、
果てにはその担当者が休んだり退職したりすれば業務が回らなくなってしまいます。
3.3分で分かるTimePrism動画
先ずはこちらの動画をご覧になって下さい。
・かんたん時間データ収集
・様々なグラフ作成
・2画面比較再生
・作業手順書、動画マニュアル
・作業編成
・標準作業組合せ票
大きく上記のような機能を搭載しております。
① 映像をPC上で自在にコントロール。誰でも素早く・かんたん・正確に作業分析データをゲット
・タイムプリズムでは撮影した動画をソフトに取り込むことで簡単に動作の測定や無駄・ムラの抽出を行い、作業者に改善点を伝えることができます。
・タイムプリズムを使えば、簡単に技能伝承に必要な映像(動画)形式に加工できます。
(AVI(MotionJpeg)、MPEG1、MPEG2、H264、WMV、MOV等)
・先ずは映像をPCに取り込んで再生しながら、マウスクリックで映像を動作毎に分割して簡単に作業を分割加工できます。
・ホイール操作で映像のコマ送り・戻しもでき、より正確な測定を実現することが可能になります。
・作業要素表に動作毎の時間データが自動的に取り込まれます。
② 映像とデータの連携により作業改善が効率よく行える
・映像と各データを同一画面で確認できることによって映像と数値等を同時に確認し、作業者の改善点が明確に落とし込めます。
③ 作業の見える化・問題点の抽出・作業評価へ活用
・分割要素への色付け、分類ごとの仕分けもクリックするだけで登録が可能です。・作業要素ごとに工数・単価の登録をすることにより、作業単価の積算ができ賃金設定やコスト算出が可能となります。
・標準時間との差違が明確となり、業務評価に活用できます。
・問題点、気づいたことなどをメモとして登録することも可能です。
5.TimePrismで出来る5つのこと
① グラフ・チャートの自動作成
映像と分析データを保管でき、必要なところを後から確認できる。
分析データから表・グラフなど必要な情報を素早く得ることができる。
得られたデータから様々なグラフ、チャートが作成され、作業の見える化が可能となります。
作業分析結果はCSV、Excel形式でファイル出力できますから、
文書作成時の資料として容易に活用できます。
また、映像の任意の位置で静止画像としてクリップボードへコピーしたり、
Jpegファイルとして保存することも可能です。
② 比較検証
熟練者、初心者2名の動画を同時に流して作業を比較することができます。
熟練者と研修者の作業を見て比較させることで、
作業スピードの差、作業手順の違いがはっきりわかります。
自分では出来ていると思っている人にも違いを理解させ、指導することが可能です。
・熟練者と初心者の比較再生やサイクル毎の比較再生などに有効
スロー、コマ送り、同時再生ができ、動きの違いから、問題点を発見します。
・ワイガヤ活動に有効。
画面をみんなで見ながら活用することで、改善視点の共有化ができます。
・ムダ取り再生により改善前後の比較再生
社内プレゼンなどで、分かり易くアピールできます。
・製造業以外でも人の動きの改善、教育に活用
例えば、宿泊業の接客やコンビニ・スーパーのレジ打ち作業の
ベテランと新人の比較改善により、顧客満足度の向上を支援します。
③ マニュアル作成
作業手順書や動画によるマニュアルを簡単に作成することが出来ます。
分析表がExcel等で出力でき作業手順書作成も簡単
分析結果のパワーポイント出力機能で作業分析、改善報告のプレゼン資料作成を強力にサポート
作業分析結果をもとに作業要素毎にページが作られ、ページ毎に名称・時間値および静止画像・映像が貼付可能です。
スライドショーでの映像再生も可能です。
(作業要素毎にWMV形式の映像ファイルが作成されます。作成された映像ファイルは単独での再生も可能です。)
④ 作業編成
作業編成をタイムプリズムで行うことも可能です。
マウスのドラッグ&ドロップで、最大50工程の作業要素の移動が可能
移動と同時に要素表も更新され、チャートにも反映されます。
移動後の映像を通しで再生すれば、平準化した結果を速やかに確認できます。
これにより、平準化の編成シミュレーションや作業シフトの管理が可能となります。
作成したグラフはExcel出力ができます。
人と機械の分析データを並べて表示
人と機械の両方のデータを確認出来る、マンマシンチャート表示が可能です。
グラフは分類ごとの色付きで、縦・横・逆さなど切り替え表示ができます。
⑤ 標準作業組合せ票(M.M.C)作成
作業分析データから標準作業組合せ票を作成
画面上にチャートがリアルタイム表示され、
映像を再生・確認しながらチャートをダイレクトにドラッグしたり、
表の数値を変更することによって様々な条件でのシミュレーションができます。
作成したデータはExcelで出力できます。
CSV、Excelの外部データからの作成も可能
戻り作業などの特別な表現も対応可能です。
作成したチャートをExcelで出力できます。
6.まとめ
ものづくりの業務で技能を伝承していくことは、企業運営の根幹に関わる部分になります。
全ての作業をロボットが行うのであればこういった問題は起こりませんが、
まだまだ「人」によって行われる作業は多いですし、その質や生産性を高めることが企業の競争力にも繋がります。
明電商事ではタイムプリズムの説明だけでなく、無償貸し出しも行っております。
ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください!