ウェアラブル端末・RealWear HMT-1の優位性とは
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遠隔作業支援や遠隔臨場でウェアラブル端末は必須となりますが、明電商事ではRealWear HMT-1をお薦めしています。
国土交通省から2022年度から遠隔臨場の原則適用となるという動きもあり、改めて注目されつつあるウェアラブル端末ですが、
今回はRealWear HMT-1の優位性を紹介させて頂きます。
1.RealWear HMT-1とは
RealWear HMT-1は世界初の産業現場向けヘッドセット型のハンズフリーウェアラブル端末です。
また、Android™ タブレットクラスの性能を誇っており「音声制御」によって
操作が出来ることも作業効率を上げることに一役買っています。
防塵防水規格IP66と高温、多湿の現場での対応も可能となっており、
場所を選ばず使用できる点でも好評を得ています。
音声制御でハンズフリー
RealWear HMT-1の最大の特徴は、音声制御での利用が可能であること。ハンズフリーで操作ができることにより、両手で作業を行いつつも操作を行うことが出来ます。
いちいち作業を止めなくても良いですし、使用するアプリ(LiveOn)によっては
通信先の方による操作も可能となり、通信先で画像の撮影や動画の録画、指示の画像(図面・印等)を行うことも可能です。
さらに騒音の大きい環境下でも音声での操作が可能です。
4つのデジタルマイクと高度なアルゴリズムによって、100dBの騒音下であれば音声操作を行うことができます。
通信音声を聞く部分にはスピーカーと3.5mmオーディオジャックが搭載。
防音保護具と一緒の使用も可能となっています。
android搭載
RealWear HMT-1はQualcomm 製Snapdragon™ 625、Android 8.1が搭載されていることで様々なアプリを活用することが可能です。
通信についても国産ではLiveOn、海外製品ではZoomやTeamsで使用することが可能です。
※明電商事ではスイッチ1つで利用ができ,、回線が切れづらく音声がクリアなLiveOnを推奨しています。
1日中使用可能
内臓バッテリーの取り換えが可能で長時間の現場でも使用可能です。※バッテリー交換は常時通信の場合、4時間が目途となります。
高い堅牢性
・落下耐久性高さ2メーターから様々な角度でのコンクリートへの落下試験をクリア。
RealWear HMT-1ではIP66と非常に高い堅牢性を誇っています。
・幅広い温度域で利用可能
MIL-STD-810G規格に準拠し、-20°C~+50°Cで動作可能となっています。
・防水性
IP66 – 荒波や強力な水噴射から保護が可能です。
・防塵性
IP66 – 粉塵の進入を完全に防御できます。
3.IP66の紹介
RealWearの堅牢静を紹介する上で出てくる「IP66」について紹介します。
「IP66」とは、IEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)で定められた
電気機器内への異物の侵入に対する保護等級(JIS C0920)の1つになります。
IPはIngress Protection(侵入に対する保護)の略で、
IPの後に続く数字がそれぞれ「防塵」と「防滴」の性能を表しています。
IP66は、強風による粉塵が内部に入らず、豪雨でも浸水の恐れがない防塵防水仕様を示します。
第1特性数字は「外来固形物に対する保護等級」となり0~6の7段階で分類されています。
数字が大きいほど防塵効果が高くなり、RealWear HMT-1では6と最も高い保護等級となります。
第1特性数字 IP66 十の位の数字 |
具体的な説明 |
0 | 保護されていない |
1 | 直径50mmの固形物が内部へ侵入しない |
2 | 直径12.5mmの固形物が内部へ侵入しない |
3 | 直径2.5mmの固形物が内部へ侵入しない |
4 | 直径1.0mmの固形物が内部へ侵入しない |
5 | 防塵(粉塵が若干量侵入しても、動作および安全性を阻害しない) |
6 | 耐塵(粉塵が内部へ侵入しない) |
第2特性数字は「水の侵入に対する保護等級」となり0~8の9段階で分類されています。
数字が大きいほど防水効果が高くなり、RealWear HMT-1では6と、
陸上での利用を前提としては非常に高い保護等級と言えます。
第1特性数字 IP66 一の位の数字 |
種類 | 具体的な説明 |
0 | 保護されていない | |
1 | 防滴 | 垂直に滴下する水に対して影響を受けない |
2 | 防滴 | 15°以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して影響を受けない |
3 | 防雨 | 60°以内の散水に対して影響を受けない |
4 | 防沫 | あらゆる方向からの水の飛沫に対して影響を受けない |
5 | 防噴流 | あらゆる方向からの噴流に対して影響を受けない |
6 | 防水 | あらゆる方向からの暴噴流に対して影響を受けない |
7 | 防浸 | 規定の圧力、時間で水中に沈めても影響がないように影響を受けない |
8 | 水中 | 製造者によって規定される条件に従って、潜水状態での使用が出来る |
遠隔臨場
冒頭でも記載しましたが国土交通省から2022年度から遠隔臨場の原則適用が始まります。長時間使用出来る上にIP66の堅牢性を持つReaWear HMT-1を高く評価いただき、すでに多くの企業でご利用頂いています。
遠隔作業支援
視界を遮らず両手も自由に使えることで指示を受けながら作業を行なうことが可能となります。熟練技術者を1つの現場での配置でなく遠隔で複数の現場へのサポート(指示)が
可能となることで、従業員のスキルアップだけでなく生産性の向上にもつながっています。
タブレット端末の代用
タブレット端末は手で持って画面を見る必要があります。持ち運ぶ際も、首からかけたりと作業の邪魔になるケースもありますよね。
RealWear HMT-1であれば音声操作に対応しているので
必要な図面をディスプレイに映しながら作業を行うことが可能です。
作業効率が上がることに加え怪我や事故の予防にも繋がります。
作業の録画(撮影)
カメラを構えずに作業者の目線をそのまま録画できます。通常の業務を行う中で、作業を録画を行うことが可能です。
その動画によって、作業者の研修での活用や作業を行った証拠としても活用が可能です。

6.まとめ
以上のとおり、RealWear HMT-1を導入することよって作業効率を高めることが可能になりますし、
さらには「働き方改革」に繋げることも可能です。
明電商事ではRealWear HMT-1のお試しを行うことも可能です!
少しでもご興味のある方、会社様はお気軽にお問い合わせください!
記事内に登場した製品「LiveOn」の製品ページは<こちら>です!!
